老健（介護老人保健施設）で働く相談員の給料や仕事内容、必要な資格、年収アップの方法について詳しく解説します。
【この記事の著者について】
・現役の福祉施設職員
・２級FP技能士（2025年３月取得）
・2018年１０月に株式投資をスタート！
・投資のスタイル：長期保有（バイアンドホールド）が基本
・高配当銘柄が大好き！株主優待も大好き！
・「社会福祉士が成年後見人を目指すブログ」を運営中
老健の相談員の平均給料は？
厚生労働省の「令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果」によると、老健で働く生活相談員・支援相談員の平均月給は約34万2,330円です。
| 職種 | 平均月給 |
|---|---|
| 生活相談員・支援相談員 | 342,330円 |
| 介護職員（資格あり） | 320,540円 |
| 介護職員（資格なし） | 268,680円 |
| ケアマネジャー | 361,770円 |
| 理学療法士等 | 354,770円 |
| 事務職員 | 307,960円 |
| 調理員 | 260,090円 |
| 管理栄養士・栄養士 | 316,320円 |
生活相談員・支援相談員の給料は、介護職員よりも高く、ケアマネジャーや理学療法士等と同程度の水準です。
老健の相談員の仕事内容とは？
老健の相談員は、入所者やその家族との相談業務、入退所の調整、他職種との連携、施設内の調整業務などを行います。
具体的な業務内容は以下の通りです：
- 入所・退所の手続きや調整
- 入所者や家族との面談、相談対応
- 他職種（医師、看護師、介護職員、リハビリスタッフ等）との連携
- 地域との連携や調整
相談員は、施設の顔として、入所者や家族の不安を解消し、安心して生活できるようサポートする重要な役割を担っています。
相談員になるために必要な資格は？
老健の相談員になるために必須の資格はありませんが、以下のいずれかの資格を求められることが一般的です：
- 社会福祉士
- 精神保健福祉士
- 社会福祉主事任用資格
特に、社会福祉士の資格を持っていると、応募できる求人の幅が広がります。
年収アップの方法は？
老健の相談員が年収をアップさせる方法には以下のようなものがあります：
- 資格取得：社会福祉士やケアマネジャーの資格を取得することで、給与アップが期待できます。
- 管理職への昇進：主任や施設長などの管理職に就くことで、役職手当が支給され、給与が増加します。
- 他職種へのキャリアチェンジ：ケアマネジャーや理学療法士等、他の専門職に転職することで、給与水準が上がる可能性があります。
副業の可能性と注意点
老健の相談員として働きながら、副業を考える方も増えています。副業を行う際には、以下の点に注意が必要です：
- 就業規則の確認：勤務先の就業規則で副業が許可されているか確認しましょう。
- 本業への影響：副業が本業に支障をきたさないよう、勤務時間や体調管理に注意が必要です。
- 情報漏洩の防止：副業先で知り得た情報を本業に持ち込まないよう、情報管理を徹底しましょう。
副業の例としては、以下のようなものがあります：
- 介護施設での夜勤専従バイト介護・福祉の求人・転職ならマイナビ介護職≪公式≫
- 家事代行サービスマイナビ福祉・介護のシゴト
- ハンドメイド作品の販売マイナビ福祉・介護のシゴト
- SNS運用や動画編集などの在宅ワークマイナビ福祉・介護のシゴト
副業を通じて収入を増やすだけでなく、新たなスキルや経験を得ることも可能です。
老健の相談員は、介護職の中でも比較的高い給与水準にあり、やりがいのある仕事です。必要な資格を取得し、経験を積むことで、さらなるキャリアアップや年収アップが可能です。副業を通じて収入を増やすことも検討してみてはいかがでしょうか。
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