「介護職はどれだけ頑張っても昇給がわずか……このままでいいのだろうか?」
毎日忙しく働いているのに、給料明細を見ても将来に希望が持てない。そんな不安を抱えていませんか?
実は、介護職で昇給が難しいのはあなたの努力不足ではなく、介護報酬という国の制度に縛られた「構造的な問題」です。
私は現役の社会福祉士であり、2級FP技能士として弊ブログ「福祉職のお金相談室」を運営しています。
この記事では、なぜ介護職の昇給がこれほど厳しいのかという「現実」を解説した上で、昇給を待たずに今すぐ手取りを増やすための具体的な戦略を、実体験を交えてご紹介します。
「昇給なし」のループから抜け出し、自分らしく安定した未来を手に入れるための一歩を、一緒に踏み出しましょう!
介護職の昇給なしは「あなたの努力不足」ではありません!介護報酬という構造上の限界があるため、昇給を待つよりも「環境」や「収入源」を変える方が、年収アップへの最短ルートです

【この記事の著者について】
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■ 保有資格・専門分野
・現役の福祉施設職員(社会福祉士)
・2級FP技能士(2025年3月取得)
■ 投資実績・スタイル
・2018年10月に株式投資をスタート(投資歴8年目)
・高配当株・株主優待を中心とした長期保有(バイアンドホールド)が基本
■ 運営メディア
・「社会福祉士が成年後見人を目指すブログ」
・当ブログ(「福祉 × お金」のライフハックを発信)
低収入や将来の不安に悩む福祉職の仲間へ向けて、「資格・転職・副業・投資」で人生の選択肢を広げる現実的な生存戦略をリアルな実体験ベースでお届けしています!
介護職で「昇給なし」は本当?まずは現実を知ろう

介護職において「昇給がほとんどない」と感じる人が多く、実態を知ることが第一歩です。
例えば、正社員の常勤介護職員の月給平均は約26万3,600円、年収に直すと約371万円というデータがあります。
また、2022年4月時点で全国平均の昇給額は「1,240円」にとどまっているという調査も出ています。
つまり、昇給ゼロというわけではないものの、上がる幅が非常に小さいため「実質的に昇給なし」と感じられているのが現状です。
このままでは将来への不安につながるため、まずは自分の職場での昇給制度や実際の昇給実績を確認することが重要です。
私自身、現場で働いていた頃に「どれだけ業務量を増やしても、賃金にほとんど反映されない」という現実に直面し、強い徒労感を覚えた経験があります。
しかし、のちにFPとして介護事業所の収益構造を分析した際、「これは個人の努力不足ではなく、介護報酬の仕組み上、現場の努力が給与に回りにくい構造になっているのだ」と理論的に納得できました。
この事実は、私に「今の場所で昇給を待つのではなく、自ら環境を変える」という選択をさせる大きなきっかけとなりました。
介護職の平均昇給額はどれくらい?
介護職の“昇給額”に関して、ある調査では全国平均で月あたり約1,240円という厳しい実態が報告されています。
また、施設形態による差も大きく、例えば「通所介護事業所」では月給27万6,680円、「介護老人福祉施設」では34万7,520円と、月給自体の幅がかなりあります。
つまり、昇給の“額”自体が小さいため、勤続年数や役職・資格がなければ実質的な年収増加は限定的と言えるでしょう。
このように「昇給なし」と感じる背景には、平均昇給額の低さという現実が横たわっています
昇給がほとんどない職場の実態とは?
「昇給なし」と感じる介護職が多い背景には、制度上・職場環境上の構造的な原因があります。
まず、介護事業所に支払われる報酬「介護報酬」が国によって公定価格で決まり、人件費に使える余裕が限られているという実態があります。
さらに、非正規雇用の割合が高い介護職では「昇給がほとんどない」とされるケースが報告されており、昇給制度が整っていない職場が少なくありません。
このように、昇給の機会そのものが制約を受けているため、現場では「昇給なし」という実感を抱く人が増えているのが現状です。
「昇給がない」と感じる人が多い理由
介護職において「昇給がない」と感じる理由には、制度的・職場的な構造的要因があります。
まず、介護サービスの収入源である報酬単価が国の制度で定められており、自由に賃金を大きく上げる余地が非常に限られています。
また、多くの施設で非正規雇用の割合が高く、昇給制度自体が整っていないケースが少なくありません。
さらに、職員の仕事の専門性やスキルが賃金に反映されにくく、「頑張っているのに報われない」と感じる職員が増えているのも実態の一つです。
このように、明確な昇給制度が見えづらい背景があるため、介護職では「昇給がない」と感じる人が多くなっているのです。
昇給が少ないのは、あなたの能力不足ではなく、勤めている法人の経営体制や、介護業界の構造的な問題であることがほとんどです。
多くの介護職が「昇給なし」に悩みながら、数年間同じ職場で耐えていますが、実は**「昇給のあるホワイトな職場」へ転職するだけで、基本給や賞与が年間数十万円単位で変わる**ケースは珍しくありません。
今の環境で「いつか給料が上がればいいな」と願うよりも、まずは自分の市場価値を知り、昇給実績のある環境へ目を向けることが、年収アップへの最短ルートです。
なぜ介護職は昇給が少ないのか?その理由を徹底解説
介護職の給与が上がりにくい構造的な背景には、主に以下の3つの要因があります。
- 介護報酬制度の制約:売上が国によって固定されており、施設側の努力だけで利益を増やしにくい。
- 人事評価制度の未整備:個人の貢献度が給与に反映される明確な基準が不足している。
- 業界全体の収益構造:人件費率が高く、利益を給与へ還元する余力が法人間で限られている。
介護職の昇給が少ない大きな理由は、介護報酬が国の公定価格で固定され人件費に余裕がない点にあります。これは収益構造の制約です。
さらに介護報酬は社会保障費の制約も受けやすく、事業者が賃金を大幅に引き上げにくい構造が続いています。現場の負担は重いです。
多くの事業所では利益率が低く非正規雇用の割合が高いため、昇給制度自体が整備されにくい現状があります。
人材定着も課題です。国の処遇改善加算は導入されていますが、要件や配分方法にばらつきがあり現場に十分波及していない問題があります。現場差が出ています。
介護職の給与は国が定める「介護報酬」に依存しています。そのため、現場で個人の頑張りで売上を劇的に伸ばすことは極めて困難です。この仕組みを理解するだけで、昇給に執着する必要がなくなります。
介護報酬の仕組みと人件費の制約
介護職の賃金が上がりにくい背景には、まず 介護報酬制度 の仕組みがあります。サービスごとに「人件費率」が設定されており、例えば訪問介護では70%、通所介護では45%といった違いがあります。
この人件費率の設定は、サービス提供に必要な人材や地域ごとの物価差等を考慮して決められています。
さらに、介護報酬自体が国により公定されるため、事業所が自由に報酬を引き上げ、その分を人件費に回す余力が限られています。
このため、たとえ職員の評価や経験が上がっても、人件費全体に回せる枠が小さいことで昇給の幅が抑えられ、昇給が少ないという実感につながっています。
昇給がない介護職でも収入を増やす方法
昇給なしの現状を打破するために、今すぐ着手できる具体的なアクションは以下の5つです。
- 資格取得:手当が付与される資格に挑戦し、固定給を底上げする。
- 副業:本業の合間に、Webライターやブログなどで収入の柱を作る。
- 投資:少額から資産運用を始め、将来に向けた蓄財を行う。
- 転職:基本給が高いホワイトな環境や、昇給実績のある施設へ移動する。
- 家計見直し:FPの視点で固定費を削減し、可処分所得を増やす。
残念ながら「今の職場で昇給を待つ」のは時間がかかりすぎるため懸命な選択と言えません。
昇給がない現状を打開するには、「転職で年収ベースを上げる」か、あるいは「副業で収入源を増やす」かの2択です。
- すぐに年収を底上げしたい方: 転職で給与水準の高い環境へ移るのが最も確実です。 → おすすめの転職エージェントを見る
- 今の職場を続けつつ将来のスキルを蓄えたい方: スキマ時間を活かした副業が適しています。以下で具体的な副業を紹介します。
介護職では昇給が少ない職場も多く、収入を増やすには工夫が必要です。
まず有効なのは、資格取得による資格手当のアップです。介護福祉士やケアマネジャーなど上位資格を取得すれば、基本給や手当が上がるケースがあります。
また、夜勤や早出などのシフトを活用し、手当を積極的に獲得する方法もあります。
さらに、副業として福祉関連のライティングや講師活動を行う人も増えています。職場によっては昇給制度がなくても、スキルと工夫次第で収入を伸ばす道はあります。
資格取得で給与アップを狙う(介護福祉士・ケアマネなど)
介護職で収入を上げる確実な方法の一つが資格取得です。介護福祉士を取得すると、資格手当や基本給が上がる事業所が多く、専門性の高さが評価されます。
さらに、ケアマネジャー(介護支援専門員)資格を取得すれば、介護現場から相談支援職へのキャリアアップが可能となり、平均年収も上昇する傾向にあります。資格取得は時間と費用がかかりますが、長期的に見ると安定した収入アップにつながります。計画的に受験勉強を進めることが大切です。
夜勤・リーダー手当などを活用する
介護職で収入を増やす方法として、夜勤手当やリーダー手当の活用があります。夜勤手当は1回あたり5,000円〜8,000円程度が多く、月に数回入るだけで月収に大きな差が出ます。
また、リーダーやユニットリーダーなどの役職に就くことで、責任が増す一方で手当が支給され、昇給に近い効果を得られます。職場によっては資格手当や処遇改善加算による特別手当もあるため、就業規則を確認し、自分に合った働き方で収入を伸ばすことが重要です。
副業で収入源を増やす
介護職で昇給が少ないと感じる人の中には、副業で収入を補う人も増えています。ブログ運営やWebライターなどは、スキマ時間を活用して始められる在宅ワークとして人気です。
また、近年は投資信託やポイント投資など、少額から始められる資産運用も注目されています。本業に支障をきたさない範囲で、複数の収入源を持つことで生活に余裕が生まれます。
副業を始める際は、勤務先の就業規則を確認し、トラブルを避けることが大切です。
>>福祉職におすすめの副業5選!スキマ時間でできる手軽な副業からご紹介!
昇給が見込めないなら、「副業」で収入を増やすべし!
昇給が期待できない状況でも、自分の行動次第で収入を増やすことは可能です。
特に副業は、介護の現場でも実践しやすく、リスクも比較的低い手段として注目されています。
以下に、介護職におすすめの副業を5つご紹介します。
1️⃣ブログ運営(アフィリエイト)

初期費用:月1,000円〜
収益化までの目安:3ヶ月〜半年
介護職の経験を活かしてブログを書き、Google広告やアフィリエイトで収益を得る方法です。
ポイント:
- 実体験が多い人ほど信頼性が増しやすい
- 収益は月1万円〜数万円以上を目指せる
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 書いた記事が資産になる | 成果が出るまで時間がかかる |
| スキマ時間で作業できる | 継続力が必要 |
>>福祉業界で働く方へ!知識と経験を活かせるブログ副業のすすめ
2️⃣介護系ライター(クラウドワークス等
初期費用:なし
収益化までの目安:即日可能
介護の知識を活かして、福祉系メディアやブログの執筆をする仕事です。ライティングスキルがなくても、実体験ベースの記事なら需要があります。
ポイント:
- 文字単価0.5円〜1円程度でスタート
- 経験を積めば1記事5,000円以上も可能
3️⃣資格講座のアシスタントや講師
初期費用:資格や研修による
収益化までの目安:1ヶ月〜数ヶ月
介護福祉士や実務者研修などの講師・アシスタントとして副業する方法です。
介護業界の人材育成に関心のある方におすすめです。
| 活動例 | 報酬の目安 |
|---|---|
| 講座の補助スタッフ | 日当5,000円〜10,000円程度 |
| オンライン講師 | 1講義あたり5,000円〜 |
4️⃣ハンドメイド・デジタル販売(ネット販売)
初期費用:〜5,000円(材料費など)
収益化までの目安:即日〜1ヶ月以内
趣味や特技を活かし、アクセサリーや介護便利グッズを作ってネット販売する方法です。BASEやminneなどを活用すれば簡単にショップを開けます。
5️⃣ポイントサイトやアンケートモニター
初期費用:なし
収益化までの目安:即日可能
まとまった収入にはなりにくいですが、スマホでスキマ時間にできる副業です。
ポイ活サイトを活用することで月に数千円の副収入が得られることも。
副業を始める前に知っておきたい3つの注意点について
- 就業規則を確認する
勤務先が副業禁止の場合、就業規則に違反すると処分対象になることがあります。 - 本業に支障をきたさない
体力勝負の介護職では、体調管理が第一です。睡眠や休養を優先しましょう。 - 税金の申告を忘れずに
年間20万円以上の副収入がある場合は、確定申告が必要です。
今の職場で昇給を待つか、自ら動くか。迷った時は「今の職場に3年後、自分はどうなっていたいか」を想像してください。もし理想と現実のギャップが大きいなら、今が動くべきタイミングです。
介護職こそお金の知識をつけよう!
昇給が少ない介護職でも、将来に備えるためのお金の知識は重要です。まずは家計管理を見直し、固定費の削減や無駄な支出の把握から始めましょう。
次に、NISAやiDeCoなどの制度を活用することで、少額からでも効率的に資産を増やすことができます。
さらに、将来の年金受給額や介護職員処遇改善加算の仕組みを理解しておくことも安心につながります。お金の基礎知識を身につけることで、昇給が少なくても安定した生活設計が可能になります。
貯金・節約で生活を安定させるコツ
昇給が少ない介護職でも、日々の工夫で生活を安定させることは可能です。まずは支出の「見える化」を行い、食費や通信費などの固定費を見直すことが大切です。
格安スマホへの変更や自炊の習慣化など、無理のない節約を積み重ねましょう。
また、給料日に先取り貯金を設定することで、自然に貯金が増えていきます。
さらに、ポイント還元やキャッシュレス決済の活用も有効です。少しずつの意識改革が、将来の安心と安定した生活につながります。
少額投資で資産形成を始めよう
昇給が見込めない介護職でも、少額から投資を始めることで将来の資産形成が可能です。つみたてNISAやiDeCoなどの制度を利用すれば、毎月1,000円程度からでも投資を継続できます。長期・分散・積立の基本を守ることで、リスクを抑えながら安定的な資産形成を目指せます。また、銀行預金では得られない複利効果が期待できる点も大きな魅力です。無理のない範囲で始めることが、将来の経済的不安を和らげる第一歩となります。
介護職の「昇給なし」に関するよくある質問
介護職の給与やキャリアに関する疑問を、現役社会福祉士・FPの視点からお答えします。
Q. 昇給なしの職場は、何年で諦めて転職すべきですか?
A. 資格取得支援や昇給実績が3年以上確認できない場合は、早めのキャリア見直しを推奨します。
介護報酬改定の影響もありますが、3年経っても改善の兆しがない法人は、経営方針として人件費を抑える傾向が強い可能性があります。自分の市場価値を確認するためにも、一度転職サイトで求人状況をチェックすることをおすすめします。
Q. 昇給なしの職場を辞めると、転職で不利になりますか?
A. 全く不利にはなりません。むしろ、評価されるケースが多いです。
「給与面でのキャリアアップを目指したい」「専門性を高めて長く働きたい」という前向きな退職理由であれば、多くの採用担当者は納得します。むしろ、自分の賃金に対して正当な評価を求める姿勢は、プロフェッショナルとして評価されるべきポイントです。
Q. 副業をしていることが会社にバレたらどうなりますか?
A. 就業規則に違反する場合、注意や懲戒の対象になる可能性があります。
まずは勤務先の就業規則を必ず確認してください。「副業禁止」の法人の場合、住民税の金額変動からバレるリスクがあります。バレない仕組み作りよりも、まずは「副業OKの職場へ転職する」ことも含めて長期的な戦略を立てることが大切です。
まとめ|昇給がなくても、自分の「環境」と「価値」を変えれば道は開ける

介護職は社会に欠かせない尊い仕事です。しかし、どれほど頑張っても給与に反映されにくいという構造的な課題があるのも事実です。「このまま昇給を待つべきか?」と悩む時間は、決してあなたの努力不足ではありません。
大切なのは、昇給という「他者からの評価」だけに依存せず、自ら収入を増やすための戦略を持つことです。資格取得や副業、そして「より評価される環境への移動」という選択肢を、今この瞬間から検討してください。
「昇給がない=終わり」ではない。今こそキャリアを見直そう
昇給がない職場で粘り続けることは、必ずしも正解ではありません。今の環境で培った経験は、他の場所では高く評価される可能性を秘めています。「昇給がない=終わり」ではなく、「自分の価値を正当に評価してくれる場所へ移動するチャンス」と捉え直してみましょう。
現役社会福祉士の私自身、環境を変えることでキャリアと収入の幅を大きく広げることができました。まずは、現在の自分の市場価値を知り、昇給実績のあるホワイトな職場を探すことから始めてみませんか?
自分の努力と少しの環境改善で、人生はもっと豊かになります。あなたのキャリアが、より輝くものになることを心から応援しています!
最後までお読みいただきありがとうございました!





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